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政治

韓国外交部「ガザ和平案の合意を歓迎」

Write: 2025-10-10 10:23:19Update: 2025-10-10 11:38:39

韓国外交部「ガザ和平案の合意を歓迎」

Photo : YONHAP News

2年にわたるパレスチナのガザ地区での戦闘をめぐり、イスラエルとイスラム組織ハマスが和平計画の第1段階に合意したことを受けて、韓国の外交部は、「中東地域における和平の重大な転換点になることを期待する」とコメントしました。

外交部は9日、声明を発表し、「韓国政府は、イスラエルとハマスがアメリカのトランプ大統領から示された和平計画の第1段階に合意したことを歓迎する」としたうえで、「今回の合意を導き出したアメリカの主導的な役割とカタールやエジプトなど、周辺国の仲裁に向けた努力を高く評価する」とコメントしました。

また、「当事者らによって合意が履行され、人質全員が速やかに釈放され、ガザ地区の人道情況が改善されることを期待する。韓国政府は、今後も『二国家解決』を含む、中東地域の和平に向けた国際社会の努力に対し積極的に関与する」と述べました。

トランプ大統領が示した和平計画の第1段階には停戦とガザ地区で拘束されている48人の人質全員の解放、イスラエル軍の部分的な撤退などが盛り込まれていて、イスラエル政府は閣議後、24時間以内に停戦が発効するとしています。

ガザ地区での戦闘は、2023年10月7日、ハマスの戦闘員がイスラエルに越境攻撃を仕掛け、民間人らおよそ1200人が殺害され、250人あまりが人質に取られたことをきっかけに始まりました。

その後、イスラエルはハマスの壊滅と人質の奪還を掲げてガザ地区での軍事作戦に乗り出し、ガザ地区での犠牲者は、現地の保健当局は9日、これまでに6万7000人以上が死亡したと発表しています。

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