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社会

尹前大統領 北韓挑発容疑で出頭も黙秘権行使

Write: 2025-10-15 15:06:12Update: 2025-10-15 15:08:23

尹前大統領 北韓挑発容疑で出頭も黙秘権行使

Photo : YONHAP News

非常戒厳をめぐって、外国からの攻撃を誘う「外患誘致」の疑いがかけられている尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領は、特別検察官の事務所に、要請を受けて出頭しましたが、黙秘権を行使しています。
 
尹前大統領がことし7月に再び身柄を拘束されて以降、捜査機関の取り調べを受けるのは今回が初めてです。
 
尹前大統領は、非常戒厳のための名分をつくるために、北韓を挑発するため無人機を飛ばすよう指示し、攻撃を誘発しようとしたという「外患誘致」の疑いがもたれています。
 
15日午前、私服姿で出頭した尹前大統領は、取り調べに対し黙秘権を行使しているということです。
 
尹前大統領は先月、2度にわたり出頭要請を受けながら応じなかったため、特別検察官は逮捕状を請求し、今月1日に発付を受けましたが、ソウル拘置所での執行を前に尹前大統領が「任意で出頭する」との意向を示したため、強制執行は行われませんでした。
 
尹前大統領の弁護団は、出頭について「拘置所職員の負担を減らすための判断だ」としたうえで、「捜査に誠実に臨む」と述べました。
 
特別検察官は、これまでドローン作戦司令官、合同参謀本部作戦本部長、合同参謀本部議長など軍の関係者に対して複数回にわたって取り調べを行っていて、大統領室の関係者が軍内部に直接連絡した形跡も確認したということです。
 
特別検察官は、今回の取り調べの結果をもとに「外患誘致」の立証の可否を検討し、今月中にも尹前大統領を追加で起訴する方針です。

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