APEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議の開催地となる慶尚北道(キョンサンブクト)慶州(キョンジュ)の普門(ポムン)観光団地が、光とメディアアートで華やかに彩られました。
慶州は、千年王国・新羅の古都として古代文化遺産が数多く残る都市です。
慶尚北道と慶州市、文化体育観光部はおよそ150億ウォンを投じ、「革新・繁栄・連携」というAPECのビジョンと新羅の美をテーマに夜間景観コンテンツを整備しました。
普門湖の周辺には、新羅建国神話の主人公・赫居世(ヒョッコセ)王をモチーフにした高さ15メートルの象徴的なモニュメントが設置されました。
この作品は、APECに参加する21か国の調和と未来の繁栄、そして新羅文化の輝きを表現しています。
また、新羅の六部族が建国を果たした物語を照明を取り付けた外壁などに映し出す最新のメディアファサードで再現した「光の広場」も公開されました。
普門湖の水面と遊歩道には大型映像ショーやレーザー照明も登場し、幻想的な夜の風景を演出しています。
慶尚北道のイ・チョルウ知事は、「この施設はAPEC期間だけの見どころではなく、慶州を最先端技術と文化が融合する世界的なK文化都市へ発展させる出発点になる」と述べました。