メニューへ 本文へ
Go Top

政治

大統領室「米朝対話を含め韓米は緊密に協議」報道にコメント

Write: 2025-10-20 14:12:16Update: 2025-10-20 14:38:55

大統領室「米朝対話を含め韓米は緊密に協議」報道にコメント

Photo : YONHAP News

アメリカ・トランプ政権の当局者らが、米朝対話の再開に向けて非公式に協議を進めていると報じられたことを受け、韓国大統領室は「韓米両国は、米朝対話を含め、対北韓政策全般について緊密な意思疎通と協力を続けていく」との立場を示しました。
 
アメリカのCNNは現地時間の18日、トランプ政権が米朝対話の再開に向けて非公式に協議を進めていると報じました。それによりますと、アメリカ政府は北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長との会談の可能性を探っているものの、現時点では具体的な計画は立てていないとしています。
 
この報道を受けて、大統領室の関係者は19日、「韓米両国は、韓半島の平和と北韓の核問題の解決に向けて、北韓との対話に前向きな立場を一貫して示してきた」としたうえで、「米朝対話を含め、北韓政策全般について緊密な意思疎通と協力を続けていく」と述べました。
 
今月末、韓国の慶州(キョンジュ)で開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議を前に、トランプ大統領と金委員長が接触するかどうかに注目が集まるなか、大統領室は原則的立場を強調しつつも、対話の可能性を完全に否定しない姿勢を見せている形です。
 
一方、韓国政府関係者によりますと、APEC首脳会議が開かれる今月27日から来月1日までの間、板門店(パンムンジョム)の特別見学プログラムが中止される予定だということです。こうした動きが、報道の内容を裏づけるのではないかとの見方も出ています。
 
板門店は、韓国と北韓の軍事境界線上にある会談施設で、トランプ大統領と金委員長は2019年にこの場所で会談しています。
 
トランプ大統領は29日から1泊2日の日程で韓国を訪問する見通しで、一部では、韓国政府が滞在中に最高勲章「ムグンファ(むくげ)大勲章」を授与することを検討しているとの見方も出ています。
 
この勲章は通常、韓国大統領に授与されますが、法律上、友好国の元首やその配偶者にも授与することが可能です。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >