政治
韓国とエストニア国防相 韓国製多連装ロケット導入で覚書
Write: 2025-10-24 10:07:45 / Update: 2025-10-24 10:27:35
韓国とエストニアが国防・防衛産業での協力強化策について協議し、韓国製多連装ロケットの導入で覚書(MOU)を交わしました。
国防部によりますと、安圭伯(アン・ギュベク)国防部長官は23日、ソウルでエストニアのペフクル国防相と会談し、国防・防衛産業での協力強化策について協議したということです。
安長官は、2018年にエストニア軍が韓国製の自走砲「K9」を導入して以来、両国の協力が深まっていることを強調し、軍の近代化事業と関連して韓国製の多連装ロケット「天武(チョンム)」や装甲車「レッドバック」などへの関心を持つよう呼びかけました。
両国の国防相は会談を機に、「天武の導入に関する覚書」に署名し、導入に向けて両国の国防当局が積極的に協力することで合意しました。
「天武」は、韓半島有事の際に北韓の放射砲や長射程砲の脅威に対応するため、韓国軍が運用する重要な火力装備で、最大射程の80キロで高性能の誘導弾や分散型の誘導弾の発射が可能です。
エストニアは2018年に、韓国製自走砲「K9」を導入していて、軍の近代化の一環として「天武」の導入も検討しているとされています。
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