労働者デモに火炎瓶 6年ぶり登場
Write: 2003-11-10 00:00:00 / Update: 0000-00-00 00:00:00
火炎瓶をともなった激しいデモが、9日夜、ソウル都心の鐘路区で97年以来6年ぶりに行われました。民主労総=全国民主労働組合総連盟の組合員と韓総連=韓国大学総学生会連合所属の学生らおよそ5万人は、9日、ソウル市庁前広場で行った「全国労働者大会」の集会の後、午後6時頃に、光化門方面へ行進しようとして、3時間あまり警察と衝突し、火炎瓶700本が投げられ、通りを歩いていた市民や警察の機動隊40人あまりがけがをしました。ソウルの都心で行われた抗議デモに火炎瓶が登場したのは、97年以来6年ぶりです。これに先立って行われた「全国労働者大会」で、民主労総は、このところ、労働組合員の自殺が相次いでいるのは、ストライキを行った組合員に対して企業が過度な損害賠償や仮り差し押さえを強行できるようにした労働基準法に原因があるとし、ただちに撤回することを強く要求、政府が12日までに、納得のいく対策を立てなければ、製造業はもちろん、鉄道や地下鉄などの公共部門がともに参加する全面的な総ストライキに入ると宣言しました。
おすすめのコンテンツ
カルチャーラボK
2025-07-16
ソウル・暮らしのおと
2025-07-18
韓国WHO‘SWHO
2025-07-07