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政治

暫定措置水域に中国が構造物を設置 韓国海軍「国際法違反」と非難

Write: 2025-10-24 11:07:07Update: 2025-10-24 11:42:13

 暫定措置水域に中国が構造物を設置 韓国海軍「国際法違反」と非難

Photo : KBS News

韓国と中国のEEZ=排他的経済水域が重なる、韓半島西の海、西海(ソヘ)上の暫定水域(PMZ)付近に中国が構造物を無断で設置し、事実上、領有権を主張していることを受け、韓国海軍は中国が国際法を順守していないと批判しました。
 
西海にある韓国と中国の暫定水域は、両国のEEZが重なるところで、韓国と中国が漁業紛争を調整するために締結した韓中漁業協定に基づき、2000年に設定されました。
 
韓国海軍のカン・ドンギル海軍参謀総長は、23日に行われた国会の国政監査で、「中国による構造物の設置は、領有権を正当化しようとする試みであるとの指摘が出ている」としたうえで、「中国は国際法を順守していない」と述べました。
 
中国が2024年に設置した「深藍2号」という名の「深海漁業養殖施設」には、管理要員が常駐している様子も確認されています。
 
専門家らは、中国が南シナ海で人工島を造成して領有権を主張したのと同様に、西海を自国の管轄海域にしようとしていると分析しています。
 
現在、中国海軍はおよそ370隻の艦艇を保有していて、2030年には435隻に達する見通しです。一方、韓国海軍はおよそ150隻にとどまり、大きな差があります。
 
韓国海軍は無人機などの戦力の拡充を進めていて、2030年代後半までに無人機を搭載した3万トン級の「有人・無人連携戦隊母艦」を導入して対応の強化を図る計画です。

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