韓国プロ野球のLGツインズが韓国シリーズの第1戦でハンファ•イーグルスを8対2で下し、幸先のよいスタートを切りました。
韓国プロ野球史上初めて対戦した両チームの決勝の舞台には、多くの観客が詰めかけ、熱気に包まれました。
韓国野球委員会(KBO)によりますと、26日、ソウルの蚕室(チャムシル)野球場で行われた韓国シリーズ第1戦の入場券2万3750枚はすべて完売したということです。
韓国シリーズは、日本の「日本シリーズ」にあたる決勝戦で、レギュラーシーズン優勝チームとポストシーズンを勝ち上がったチームが対戦します。
ことしのレギュラーシーズンを制したLGは、第1戦でハンファに完勝し、先手を取りました。
シーズン2位のハンファは、プレーオフでサムスンと第5戦までもつれる接戦を制して勝ち上がりましたが、19年ぶりの韓国シリーズではLGの攻撃力を抑えきれませんでした。
韓国プロ野球のポストシーズンは、「ワイルドカード決定戦-準プレーオフ-プレーオフ-韓国シリーズ」の順で行われ、ハンファが決勝の舞台に立つのは2006年以来です。
今回のシリーズは、LGが2023年以来2年ぶりの統一優勝を、ハンファが1999年以来26年ぶりの頂点を目指す戦いとして注目を集めています。
また、ことしのポストシーズンは、ワイルドカード決定戦から韓国シリーズ第1戦まで12試合連続でチケットが完売し、熱い盛り上がりを見せています。