ことし7月から9月までの第3四半期の韓国の中小企業による輸出額は305億ドルに達し、四半期ベースで過去最高を記録しました。
前の年の同じ時期に比べて11.6%増加し、輸出に携わった中小企業の数もおよそ8万9000社と、これまでで最も多くなりました。
品目別では、中古車と化粧品が輸出の伸びをけん引しました。
アフリカや中東で人気が高まっている中古車の輸出額は26億ドルで、前の年より80%急増しました。
化粧品は22億ドルで28%増加し、特にアメリカ向けの輸出は4億9000万ドルと過去最高を更新しました。また、ポーランドやイギリス、アラブ首長国連邦などの新興市場でも急速に伸びています。
ことし1月から9月までの累計では、化粧品が203か国に輸出され、参加企業もおよそ9000社に達し、いずれも過去最多となりました。
化粧品の総輸出額に占める中小企業の割合は73%に上り、韓流消費財の中心的存在となっています。
一方、オンラインを通じた輸出も活発で、第3四半期は3億ドル、1月から9月までの累計では8億ドルに達し、こちらも過去最高を記録しました。
中小ベンチャー企業部は「韓国産化粧品の成功を他の消費財産業にも広げていく」としています。