バドミントン女子シングルスで世界ランキング1位のアン・セヨン選手が、フランスオープンを制し、ことし9回目の優勝を飾りました。
世界バドミントン連盟(BWF)のワールドツアー・フランスオープンの決勝は、韓国時間19日に行われ、アン選手は、世界ランキング2位の中国の王志義(ワン・ジーイー)選手に2対0のストレートで勝利を収めました。
アン選手がフランスオープンで優勝したのは2019年、2024年に続き3回目です。
前日の準決勝で、天敵とされる中国の陳雨菲(チェン・ユーフェイ)選手との87分に及ぶ接戦を2対1で制したアン選手は、この日の試合では王選手を相手に圧倒的な強さを見せました。
アン選手は、直前のデンマークオープンの決勝でも王選手を下していて、今回の勝利で王選手との対戦成績を通算15勝4敗としました。ことしの5回の対戦では、すべてアン選手が勝利しています。
今回の優勝で、アン選手はことし出場した13の大会のうち9回で優勝を果たしました。