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国際

プーチン大統領「北韓とロシアの関係は計画通りに進展」

Write: 2025-10-28 11:47:41Update: 2025-10-28 14:01:13

プーチン大統領「北韓とロシアの関係は計画通りに進展」

Photo : YONHAP News

ロシアのプーチン大統領は現地時間の27日、モスクワのクレムリンで北韓の崔善姫(チェ・ソニ)外相と会談し、両国の関係が「全て計画通りに進んでいる」と述べました。
 
プーチン大統領は崔外相と握手を交わしながら、「金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長に温かいあいさつを伝えてほしい」と語り、9月に北京で金委員長と会談したことに触れ、「当時話し合った協力の展望がすべて計画通りに進んでいる」と評価しました。
 
プーチン大統領と崔外相は、今回の会談で、北韓とアメリカ、そしてアメリカとロシアの関係など、韓半島情勢全般について意見を交わしたとみられます。
また、アメリカのトランプ大統領が韓国訪問をきっかけに、金委員長との会談に意欲を示していることから、崔外相が北韓の立場を伝えた可能性も指摘されています。
 
一方で、崔外相は28日までにロシアでの日程を終えたあと、28日から29日にかけてベラルーシの首都ミンスクで開かれる「ユーラシア安全保障国際会議」に出席する予定で、米朝首脳会談が早期に実現する可能性は低いとの見方もあります。
 
ロシアと北韓は去年、どちらかの国が攻撃を受けた場合、もう一方が支援するとした「包括的戦略的パートナーシップ条約」を結びました。この条約をきっかけに、軍事分野での協力を強めていて、今回の会談でも軍事や経済分野について話し合ったとみられます。
 
また、崔外相は同じ日、ロシアのラブロフ外相とも会談し、露朝条約の履行や国際機関での協力、そしてロシア西部クルスク州への北韓軍派遣問題などについて意見を交わしました。
 
ロシア外務省は、「韓半島をめぐる緊張の高まりは、アメリカとその同盟国による攻撃的な行動が原因との認識で双方が一致した」としています。

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