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政治

李大統領が習主席と初会談へ 「限韓令」解除と非核化を議論か

Write: 2025-10-31 12:17:11Update: 2025-10-31 15:29:14

李大統領が習主席と初会談へ 「限韓令」解除と非核化を議論か

Photo : YONHAP News

李在明(イ・ジェミョン)大統領と中国の習近平国家主席が11月1日、慶州(キョンジュ)で初めての首脳会談を行います。およそ11年ぶりとなる韓中首脳会談をきっかけに、両国関係が新たな転機を迎えるか注目されています。
 
今回の会談では、韓半島の非核化とあわせて、中国が2016年に韓国のTHAAD=高高度ミサイル防衛システムの配備に反発して実施した、韓国ドラマやK-POPなどの中国国内での流通を制限する「限韓令」の解除が主要議題として取り上げられる見通しです。
 
李大統領はまた、中国が韓半島の非核化プロセスで建設的な役割を果たすよう要請するものとみられています。
 
そのほか、両国は、Kコンテンツ交流の拡大やレアアース供給網の安定化、人の往来の活性化策などについても協議する見通しです。
 
習主席の訪韓は、2014年以来およそ11年ぶりで、今回の会談が実現したことをめぐっては、李在明政権が冷え込んだ両国関係の改善に強い意欲を示したものと受け止められています。
 
ただ、29日に行われた韓米首脳会談で、韓国がアメリカから「原子力潜水艦建造」の承認を得た直後であることから、今回の会談では米中間の緊張感が影響を及ぼす可能性もあります。
 
一方、習主席は31日、APEC=アジア太平洋経済協力会議の開幕式で、李大統領と初めて対面しました。李大統領が「歓迎します」と声をかけると、習主席は笑顔で応じたということです。

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