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政治

李大統領「韓中関係を全面的に回復、未来と共生の道へ」

Write: 2025-11-03 10:11:35Update: 2025-11-03 10:33:46

李大統領「韓中関係を全面的に回復、未来と共生の道へ」

Photo : YONHAP News

韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は2日、韓中首脳会談に関連して、「韓中関係を全面的に回復し、戦略的協力パートナーとして、実用と共生の道を再びともに歩むことになったことは、非常に意義深い」と述べました。
 
李大統領はこの日、SNSに「韓中、歴史を越え未来へともに進みます」と題したコメントを投稿しました。
 
李大統領は今月1日、慶州(キョンジュ)で開かれたAPEC=アジア太平洋経済協力会議をきっかけに、11年ぶりに国賓として韓国を訪れた中国の習近平国家主席と初めて会談しました。
 
李大統領は、会談の中で習主席が両国関係について、「引っ越すことのできない、重要で近しい隣人であり、切っても切れない協力すべきパートナーだ」と述べたことに触れ、「習主席の言葉のとおり、両国は社会制度やイデオロギーの違いを越え、長い時間の交流を通じて信頼を積み重ねてきた」と強調しました。
 
また、「これまでさまざまな困難を経験したものの、両国がともに築いてきた深い友情と歴史は揺らぐことなく、しっかり維持されてきたと確信している」と述べました。
 
さらに、会談で両国が高位級の交流チャネルの定例化や人的・地域交流の拡大に合意したことに言及し、「友好関係をさらに深めていくことで合意した」と説明しました。
 
特に、「何よりも『国民生活が最も重要だ』という共通認識を基に、両国民が実感できる実質的な成果を出すため、さまざまな分野で具体的な協力策を打ち出す」と強調しました。
 
そして、李大統領は、「両国が締結した70兆ウォン規模の通貨スワップ協定を通じて金融市場と貿易の安定性を高め、FTA=自由貿易協定に基づくサービスや投資をめぐる交渉を加速させることで、経済協力の制度的基盤を強固にしていく計画だ」と明らかにしました。
 
また、「習主席が招待の意向を示したことを踏まえ、近いうちに中国を訪れ、両国がより近しい隣国へと発展していくことを期待している」と述べました。
 
李大統領は今回のメッセージを中国語でも投稿しています。

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