サッカー元韓国代表のイ・ヨンジェ選手(34)が、日本のJリーグによる「功労選手賞」を受賞することになりました。
Jリーグ事務局は5日、功労選手賞の授賞が決定した、元韓国代表のフォワード、イ・ヨンジェ選手を含む12人を発表しました。
この賞は、日本サッカーの発展に貢献した元Jリーグ選手に贈られるもので、所属クラブからの推薦と、外国人選手の場合は、Jリーグ公式戦や天皇杯、クラブが参加するFIFA=国際サッカー連盟、AFC=アジアサッカー連盟主催の国際試合などへの通算200試合以上の出場が資格条件となります。
ことしの受賞者のうち、外国人は、イ選手と名古屋グランパス出身のオーストラリア人ゴールキーパーのランゲラック選手の2人だけです。
イ選手は、20歳以下のサッカー韓国代表を務めたあと、2009年にフランス・プロリーグのFCナントでプロデビューしました。
2014年からは日本に活躍の場を移し、Jリーグでは、V・ファーン長崎、京都サンガF.C.、ファジアーノ岡山などでプレーし、通算228試合、49得点を記録しています。
2022年に仁川ユナイテッドに移籍し、Kリーグ入り、おととし、全南(チョンナム)ドラゴンズを経て、去年、日本J3リーグのFC岐阜でラストシーズンを送り引退しました。
イ選手は、2014年の仁川アジア大会で韓国代表として1得点を挙げ、金メダル獲得に貢献しています。
授賞式は来月11日に開かれるJリーグの年間表彰式「2025Jリーグアウォーズ」で行われます。