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韓半島

トランプ政権の制裁発表を受け北韓が沈黙破る

Write: 2025-11-06 13:16:44Update: 2025-11-06 13:23:29

トランプ政権の制裁発表を受け北韓が沈黙破る

Photo : YONHAP News

アメリカのトランプ大統領が対話再開に意欲を示しても沈黙を続けてきた北韓は、トランプ政権が相次いで制裁措置を発表したことを受け、反発する談話を発表しました。
 
北韓の朝鮮中央通信は6日、キム・ウンチョル外務次官の談話を引用し、「アメリカ政権がわれわれを最後まで敵対視する立場を示した以上、われわれも忍耐を持って相応に対応していく」と報じました。

アメリカが北韓制裁を続けていることを受け、当分の間はアメリカと対話しないという「戦略的な忍耐」政策を取ることを示唆したものとみられています。
 
また「新政権発足以降、5回目の制裁が発動された」としたうえで、「アメリカの対北韓政策の変化への期待に終止符を打つきっかけになった」と主張しました。
 
さらに「アメリカは制裁や威嚇、懐柔では何の成果も得られないということを悟るべきだ」としたうえで、「アメリカの制裁は、われわれの対米認識にいかなる影響も与えない。制裁への執着は対北韓政策の失敗を象徴するだけだ」と非難しました。
 
アメリカ財務省は現地時間の4日、北韓のサイバー犯罪などで違法に調達した資金のマネーロンダリングに関与したとして北韓国籍の8人と2つの機関を制裁対象に追加しました。
 
これに先立ち、アメリカ国務省は、北韓産石炭と鉄鉱石の中国への輸出に関与した第3国の船舶7隻を、国連の制裁対象に指定するよう求めました。
 
これらの措置は、トランプ大統領と金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の会談が実現しなかった直後に行われたもので、米朝対話に向けてアメリカが北韓への圧力を高める狙いがあるとの分析も出ています。

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