コロナ禍の影響で減っていたいわゆる国際結婚が3年連続で増え、その家庭に生まれた子どもの数も12年ぶりに増加に転じたことがわかりました。
国家データ庁の統計によりますと、去年の国際結婚はおととしより5%多い2万1450件で、3年連続の増加、2019年以来の高水準となりました。
婚姻のうち韓国人男性と外国人女性の組み合わせが全体の7割を占めて最も多く、外国人配偶者の出身国は、妻の場合ベトナム、中国、タイ、夫の場合はアメリカ、中国、ベトナムの順でした。
一方、国際結婚の離婚件数はおよそ7900件で、前の年より2%減少しました。
また、国際結婚家庭で生まれた子どもは1万3416人で、前年より10.4%増加しました。
2012年以来初めての増加で、増加率としては2009年以来の高さです。
出生全体に占める割合は5.6%で、2年連続の上昇となりました。
専門家は、コロナ禍で一時的に減っていた国際結婚が回復していることが背景にあると分析しています。