李在明(イ・ジェミョン)大統領は来週、サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)会長、SKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長、現代自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)会長、LGグループの具光謨(ク・グァンモ)会長との懇談会を開くもようです。
韓米間の関税交渉を成功裏に終えるうえで大きな役割を果たした企業グループの経営トップをねぎらい、交渉妥結後の具体的な措置を話し合うためです。
懇談会には、韓米造船協力事業「マスガ(MASGA)」に参加するハンファグループの金東官(キム・ドングァン)副会長とHD現代重工業の鄭基宣(チョン・ギソン)会長も出席する見通しです。
これらの主要企業は、関税交渉で韓国政府が約束した対米投資3500億ドルとは別に、さらに1500億ドルの追加投資を約束しています。
一部では、今回の会合で各企業が、関税交渉妥結への感謝の意を示したうえで、韓国国内への投資や雇用拡大の方策を「贈り物」として示すのではないかという見方も出ています。
現代自動車グループの鄭会長は先月31日、慶州(キョンジュ)で李大統領と会った際に「関税に関して本当に感謝している。大きな恩を受けた」と述べ、感謝の意を伝えています。