ソウル市はことし、市内の各地で運営された野外図書館に、合わせて283万人が訪れたと明らかにしました。
ことしで4年目となる「ソウル野外図書館」は、ソウル広場、光化門(クァンファムン)、清渓川(チョンゲチョン)などのほか、区ごとの野外図書館や文化施設と連携したポップアップ型でも運営されました。
「世界図書・著作権デー」の4月23日に開館し、夏の暑さが厳しい時期を除いて、毎週金・土・日曜日に開かれました。
日本の京都府やアメリカ・ペンシルベニア州立大学を含む、国内外22の機関が視察に訪れました。
2022年の開設以来、累計訪問者はおよそ800万人に達しています。
ソウル市の文化本部長は「ことしのソウル野外図書館は、単なる本を読む空間を超えて、市民が読書体験を共有し交流するコミュニティプラットフォームとして定着した」と語っています。