日本の大学入学共通テストにあたる大学修学能力試験が13日に実施されるのを前に、試験で使われる問題用紙と解答用紙の配送が10日から始まりました。
問題用紙と解答用紙は、警察車両の警護を受けながら全国85の試験地区に運ばれ、試験前日まで各地区の保管所で厳重に管理された後、当日の朝に試験会場へと送られます。
ことしの試験は、13日の午前8時40分から午後5時45分まで行われます。視覚障害など試験上の配慮が必要な受験生には、午後9時48分まで試験時間が延長されます。
受験者数は55万4174人と、前の年よりおよそ3万1500人増えました。縁起が良いとされる「丁亥(ひのとい)年・黄金の豚年」の2007年生まれが多く現役で受験する世代に当たることが、増加の背景とみられています。