コンピューターゲームをスポーツとして行う「eスポーツ」で最も人気の高いゲームソフト「リーグ・オブ・レジェンド(LoL)」の「ワールド・チャンピオンシップ」で、韓国のeスポーツチーム「T1」が大会史上初となる3年連続の優勝を果たしました。
今回の決勝戦は中国・成都で行われ、「T1」は韓国の「KT Rolster」をセットカウント3対2で破り、優勝を手にしました。
「T1」のの中心に立つ「Faker」ことイ・サンヒョク選手は、今回の優勝で自身6回目となるワールド・チャンピオンシップ制覇を達成しました。イ選手は2013年のデビュー以来、10年以上にわたり世界のトップに立ち続け、「eスポーツ界の生ける伝説」と称されています。
2009年に発売された「リーグ・オブ・レジェンド」は、チームで戦う世界的なオンライン戦略ゲームで、韓国ではプロゲーマーが芸能人に匹敵する人気を集めています。
「ワールド・チャンピオンシップ」は毎年秋に開催され、サッカーのワールドカップのように世界中のファンが熱狂する代表的なeスポーツ大会です。
「T1」の優勝について、李在明(イ・ジェミョン)大統領もSNSで「T1の3連覇はeスポーツの歴史に残る快挙だ」としたうえで、「韓国がeスポーツ大国であることを改めて証明した」と祝意を示しました。