日本の大学入学共通テストにあたる韓国の大学修学能力試験が、いよいよあす13日に迫りました。

全国ではおよそ55万人の受験生が予備招集に参加し、受験票を受け取って最終確認に臨みました。
 
来年の大学入学の行方を左右するこの試験の当日には、航空機の離着陸が一部の時間帯で制限されるほか、出勤時間を遅らせるなど、社会全体が受験生に配慮します。
 
ことしの受験者は55万4000人あまりで、去年より6％増えました。
特に出生率が高かった2007年生まれの受験生が多数含まれており、浪人して受ける受験生も多く、例年以上に競争が激しくなる見通しです。
 
12日午前には、試験会場となる全国の高校で予備招集が行われました。
 
予備招集では、試験前日に各試験場で受験票を受け取り、試験の時間割や注意事項などの説明を受けました。
 
受験票を受け取った受験生たちは、「緊張しているけれど、悔いのない一日にしたい」と決意を語りました。
 
学校の外では、教師や後輩たちがレッドカーペットを敷き、太鼓や掛け声で受験生を応援しました。
 
全国のおよそ55万人の受験生は、あす午前8時40分から午後5時45分まで試験に臨みます。