所属事務所と対立していた韓国の5人組ガールズグループ、NewJeans(ニュージーンズ)が、1年にわたる法廷争いの末、所属事務所ADOR(アドア)に復帰する意向を示しました。
所属事務所のADORは12日、資料を通じて「NewJeansのメンバー、ヘリンとヘインがADORと活動を続けたいという意向を伝えてきた」と明らかにしました。それから2時間後の午後8時ごろ、残る3人のメンバーについても復帰の知らせが伝えられました。
大手芸能事務所のHYBE(ハイブ)が、子会社であるADORの前代表でNewJeansの育ての親とされていたミン・ヒジン前代表との対立の末、彼女を解任しました。NewJeansのメンバーたちは、ミン前代表が解任されたことに反発して去年11月、ADORとの専属契約の解除を宣言して、グループ名を変えて独自の活動を始めていました。
これに対してADORは、「専属契約が有効だ」として訴訟を起こし、判決が出るまでNewJeansのメンバーたちによる独自の活動を差し止める仮処分を申し立てました。裁判所は先月21日、この仮処分を認めたのに続き、1審判決でもADOR側の主張を認めました。
メンバー全員が復帰することで、今後の活動再開の時期やグループ運営の方針などに注目が集まっています。
2022年、5人組ガールズグループとしてデビューしたNewJeansは、『Attention』、『Hype Boy』、『Ditto』、『SuperShy』などのヒット曲を発表し、K-POPを代表するアイドルグループへと成長しました。