野球の韓国代表は16日、東京ドームで日本代表との強化試合・第2戦に臨み、7対7で引き分けました。前日の第1戦で大敗していましたが、この日の粘りで2試合通算は1勝1分けとなりました。
韓国は3回、ソン・ソンムン選手のタイムリーなどで3点を先制。先発のチョン・ウジュ投手も3回無失点と安定した投球を見せました。しかし、その後の救援陣が制球を乱し、4回と5回にあわせて6点を失いました。この試合だけで12四球を与えるなど、投手陣には課題も残りました。
一方、打線は終盤に粘りを発揮。8回にはアン・ヒョンミン選手が2試合連続となるホームラン、9回にはキム・ジュウォン選手が日本の抑え・大勢投手から同点のソロホームランを放ちました。
韓国は、日本に対して2017年のアジアプロ野球チャンピオンシップ以来10連敗中でしたが、この日の引き分けで悪い流れを断ち切りました。
韓国代表は17日に帰国し、来年1月のサイパン合宿に向けて再び招集される予定です。
次に日本と対戦するのは、来年3月に日本で開かれるWBC=ワールド・ベースボール・クラシックです。