アメリカ大リーグの2026年の野球殿堂入り候補者、27人が発表され、韓国のチュ・シンス選手が、韓国人として初めて候補入りしました。
アメリカ野球記者協会は18日、2026年の新たな殿堂入り候補者12人と従来の候補者15人を発表しました。
チュ・シンス選手は、2005年にシアトル・マリナーズでメジャーデビューし、2020年までメジャー通算1652試合に出場。打率2割7分5厘、1671安打、218本塁打、782打点、157盗塁、出塁率0.377をマークしました。
また、「20本塁打-20盗塁」を3回達成し、2018年にはテキサス・レンジャーズで球団記録となる52試合連続出塁を達成しました。
2021年には韓国プロ野球リーグのSSGランダースと契約し、4シーズンをプレーした後、引退しました。チュ・シンス選手は現在、SSGランダースで球団オーナー補佐役を務めています。
殿堂入り候補者の資格は、大リーグで10シーズン以上プレーした選手のうち、大リーグを終えて5年以上たった選手に与えられます。
アジア選手として候補入りしたのは、日本の野茂英雄選手、松井秀喜選手、鈴木一朗選手に続いて4人目です。
殿堂入りするためには、記者による投票で75%以上の得票が必要で、5%未満にとどまった場合は、翌年に候補資格を失います。結果は、来年1月21日に発表される予定です。