北中米の3か国共催で行われる2026年のワールドカップに向けて準備を進めているサッカー韓国代表は、ことし最後の国際強化試合でガーナに1対0で勝ち、3連勝でことしの活動を締めくくりました。
韓国代表は18日、ソウルワールドカップ競技場で行われたガーナとの国際強化試合で1対0で勝利を収めました。
前半は、韓国がボールの保持率を高めるものの、シュート1本にとどまりました。守備陣が揺さぶられながらも失点を許さず、0対0のまま迎えた後半18分。韓国は、右サイドからイ・ガンイン選手が上げたクロスにイ・テソク選手が走り込み、ヘディングで決勝点を挙げました。ガーナのシュートがゴールポストを叩いた場面など、危うい場面もありましたが、韓国はリードを守り切りました。
韓国代表は先月、世界最強のブラジルを相手に0対5で大敗しましたが、その後のパラグアイ戦で2対0、ボリビア戦で2対0、さらにガーナにも勝利し、3連勝を挙げ、ことしの国際強化試合の成績は8勝2敗3引き分けとなりました。
韓国は来年3月のヨーロッパ遠征から、ワールドカップに向けた準備を再開する予定です。