メニューへ 本文へ
Go Top

社会

韓国南西部で大型フェリー座礁 乗客246人全員救助

Write: 2025-11-20 09:05:04Update: 2025-11-20 10:00:16

韓国南西部で大型フェリー座礁 乗客246人全員救助

Photo : YONHAP News

19日の夜、韓国南西部の海域にあたる全羅南道・新安(シナン)沖で、韓国の大型フェリー「クイーンジェヌビア2号」が無人島近くで座礁しました。乗客246人は全員救助されました。
 
韓国南西海岸の主要港である全羅南道の木浦(モッポ)の海洋警察は、救助された乗客全員が20日午前0時52分、木浦北港に到着したと明らかにしました。
 
座礁した「クイーンジェヌビア2号」(全長170メートル、2万6千トン)は、乗客1000人以上を運べる韓国の最新型大型フェリーで、昨年2月に就航した新しい船です。
 
海洋警察はタグボート4隻を投入し、船体を座礁した場所から引き離し、再び海に浮かべたうえで、損傷や浸水がないことを確認しました。

船は自力でエンジンを作動させ、午前5時44分に木浦旅客船ターミナルへ入港しました。
 
消防当局は軽傷を負った乗客27人を近くの病院に搬送し、その他の乗客は帰宅するか、船会社が用意した宿泊施設に移動しました。
 
事故当時、フェリーは韓国最大の観光地の一つである済州(チェジュ)島を出発し、木浦へ向かう途中でした。済州-木浦航路は、観光客と地元住民がよく利用する航路です。
 
木浦海洋警察は航海記録装置や船内の防犯カメラ映像を確保し、事故原因の調査を進めています。とくに、通常の航路から大きく外れていた点に注目し、方向転換の過程で問題がなかったか詳しく確認する方針です。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >