南アフリカで開かれているG20＝主要20か国・地域首脳会議に合わせて、李在明（イ・ジェミョン）大統領は韓国とメキシコ、インドネシア、トルコ、オーストラリアなど中堅国で作る協議体「MIKTA」の首脳会合を主催しました。
 
李大統領は、現地時間の22日、南アフリカのヨハネスブルクで、「MIKTA」の首脳会合を主催しました。韓国はことし2月から1年間、議長国を務めています。
 
会合には、李大統領をはじめ、トルコのエルドアン大統領、オーストラリアのアルバニージー首相、インドネシアのラカ副大統領、メキシコの財務相が出席しました。
 
首脳らは、地政学的な緊張や供給網の不安、世界経済の不確実性が続くなかで、多国間主義の回復が何よりも重要だと強調しました。
 
会合後の共同発表文では、「MIKTA」は、先進国と開発途上国をつなぐ架け橋としての役割を担い、グローバルにおける多国間主義の強化に寄与していく」と明らかにしました。
 
李大統領は会合後、フランス、ドイツの首脳と、それぞれ初の首脳会談も行いました。