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文化

「現役最年長」俳優のイ・スンジュさんが死去 91歳

Write: 2025-11-25 10:40:07Update: 2025-11-25 11:29:23

「現役最年長」俳優のイ・スンジュさんが死去 91歳

Photo : YONHAP News

現役最年長の俳優として活動してきたベテラン俳優のイ・スンジェさんが25日に亡くなりました。91歳でした。
 
高齢にもかかわらず、舞台やドラマで活躍してきたイさんでしたが、去年10月、健康の悪化を理由に出演していた舞台から降板し、治療に専念していました。
 
遺族などによりますと、イさんは25日の未明、ソウル市内の病院で息を引き取ったということです。
 
イさんは、1934年に今は北韓の咸鏡北道(ハムギョンブクト)会嶺(フェリョン)市で生まれました。ソウル大学哲学科を卒業し1956年に舞台でデビューしたあと、1960年にKBSの公式採用タレント1期生として放送デビューを果たし、140本以上のドラマに出演しました。
 
政治家としても活動したイさんは、1992年の総選挙で当時の与党「民主自由党」の所属で国会議員に当選し、党の副報道官や韓日議員連盟の幹事などを務めました。
 
1991年から1992年にかけて放送された、代表作のドラマ「愛が何だって(原題:사랑이 뭐길래)」は、最高視聴率64.9%を記録し、家父長的なキャラクターを演じ人気を博しました。
 
また、2006年放送のコメディ「思いっきりハイキック!」では、コミカルな演技で若者世代にいたるまで幅広い人気を得たほか、2013年放送の旅行バラエティー番組「花よりおじいさん」では年齢を感じさせない情熱で話題を集めました。
 
イさんは、舞台に対する愛情も深く、2021年に韓国演劇史上最高齢で「リア王」を演じ、称賛を受けました。
 
ことし初めには、KBSドラマ「犬の声」で生涯初となる地上波ドラマのKBS演技大賞を受賞し、最高齢受賞記録を更新しました。

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