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社会

9月の婚姻件数が20%増 30代女性の出産増目立つ

Write: 2025-11-26 15:09:29Update: 2025-11-26 19:43:26

9月の婚姻件数が20%増 30代女性の出産増目立つ

Photo : KBS News

ことし9月の婚姻件数が前の年に比べて20%以上増え、統計を取り始めた1981年以来、9月としてはもっとも大きい伸びを記録しました。
 
国家データ処が発表した「2025年9月の人口動向」によりますと、9月の婚姻件数は、前の年に比べて20.1%増えて1万8462件だったということです。

婚姻件数は、去年4月から18か月連続で増えていて、7月から9月期を通しても5万8305件と、2016年以来もっとも多くなりました。
 
男女とも30代前半を中心に、初婚の増加が目立ちました。
 
出生数の増加傾向も続いています。
 
9月の出生数は2万2369人で、2020年以降、9月としてはもっとも多く、15か月連続の増加となりました。

7月から9月期の出生数も6万5039人と、6四半期連続で前の年を上回りました。
 
なかでも、30代女性の出産の増加が際立っていて、国家データ処は「母親の年齢別の出生率を見ると、ことしは、20代後半を除くすべての年齢層で増加した。30代前半は2.4人、30代後半は5.3人増え、もっとも大きな伸びを示した」と説明しています。
 
出生率低下の中心となっていた30代で出産が明確に増えたのは、意味のある変化と評価されています。
 
1人の女性が一生のうちに産む子どもの数の指標となる「合計特殊出生率」は前の年より0.06ポイント上昇して0.85と、ことしに入って2番目に高い数値となりました。
 
一方、9月の死亡数は、3.9%減少して2万8101人でしたが、出生より死亡が多い自然減の構造は、依然として続いています。
 
自然減は、5732人で、71か月連続の人口減となりました。

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