生成AI=人工知能のチャットGPTの国別売上の割合は、韓国が、アメリカに次いで2番目に大きいことがわかりました。
アメリカの調査会社「センサータワー」が26日、発表したところによりますと、ことし、チャットGPTアプリがもっとも多くダウンロードされた国はインドですが、韓国は、ダウンロード数が多くなかったにもかかわらず、売上では世界2位を記録したということです。
韓国の利用者1人当たりの支払い額がそれだけ高いことを意味しています。
チャットGPTはことし1月1日から11月中旬まで、韓国のスマートフォンアプリのなかで「もっとも多くダウンロードされたアプリ」1位、そして「もっとも売上が高いアプリ」4位となりました。
上位の多くがゲームアプリであることを踏まえると、ゲーム以外のサービスとしては異例の成績です。
また、チャットGPTは、韓国で使われている各種AIサービスのなかでも、利用者数や決済額、1日当たりの利用時間すべてで1位となり、Googleの「Gemini」の利用者数をはるかに上回りました。
ウェブでもチャットGPTは韓国で5番目にアクセスが多いサイトで、利用者1人が1か月に滞在する平均時間は6時間を超えました。
調査会社は、「韓国の利用者はチャットGPTを単なる検索ツールではなく、文書作成や企画、分析など、実際の作業を行う空間として活用している」と分析しています。