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経済

ネイバーとドゥナムが提携 AI×Web3融合でグローバル金融に本格進出

Write: 2025-11-27 11:35:05Update: 2025-11-27 12:02:30

ネイバーとドゥナムが提携 AI×Web3融合でグローバル金融に本格進出

Photo : YONHAP News

韓国を代表するIT企業「ネイバー」が、暗号資産取引所「アップビット」を運営する「ドゥナム」と手を組み、AI=人工知能とWeb3技術を融合したグローバル金融事業に本格的に乗り出します。ドゥナムは26日、両社の包括的株式交換を通じてネイバーの系列会社に加わります。
 
両社は27日に共同記者会見を開き、金融と先端技術を組み合わせた新たな「K-フィンテック」戦略を発表しました。
 
ネイバーは、AI技術がブロックチェーン基盤のWeb3と結びついてこそ次世代市場で競争力を確保できるとし、急速に変化する国際環境に対応するためには、迅速な意思決定と新たな挑戦が欠かせないと強調しました。
 
Web3とは、ブロックチェーン技術を使ってデータを一か所に集中させず、利用者全体で分散して管理する新しいインターネットの仕組みです。データを「ブロック」として記録し、それらをつないで共有することで、改ざんされにくく、安全性が高いのが特徴です。
 
ドゥナムは、AIとブロックチェーンを組み合わせた新たな金融インフラを築き、決済だけでなく金融全般、さらに生活サービスまで広がるグローバルプラットフォームを構築する構想を示しました。

また、資産をブロックチェーン上で安全に流通させる「トークン化」が今後拡大するとし、デジタル資産市場でも主導的役割を果たす考えを明らかにしました。
 
両社はAIとWeb3の発展に向けた環境整備のため、今後5年間で10兆ウォンを投資する計画です。

今回の協力は、韓国のビッグテック企業がAIとブロックチェーンを基盤に、次世代の金融市場を先取りする姿勢を公式に示した事例として注目されています。

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