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韓半島

北韓「韓米の軍事活動は地域不安定の元凶」自衛措置強化を示唆

Write: 2025-11-28 12:07:47Update: 2025-11-28 13:22:51

北韓「韓米の軍事活動は地域不安定の元凶」自衛措置強化を示唆

Photo : YONHAP News

北韓は、韓国とアメリカによる一連の軍事演習や戦力展開を非難し、必要に応じて自衛措置をさらに強化する可能性を示しました。
 
これは、北韓国営の朝鮮中央通信が28日に発表した論評の中で示されたもので、アメリカが年初以降、東北アジアで軍事活動を拡大させ、年末に近づくにつれてその動きが一層露骨になっていると主張しています。北韓は、地域の不安定化の責任はアメリカにあると批判しました。
 
論評では、韓米が京畿道(キョンギド)・平沢(ピョンテク)周辺で実施した特殊作戦を想定した合同訓練や、アメリカ軍のF16戦闘機の烏山(オサン)韓国空軍基地への配備、グアム近海で行われた対潜水艦訓練などを具体的に挙げ、「戦略的均衡を崩す行動」と非難しました。
 
また、日本最西端で台湾にも近い与那国島に、アメリカ海兵隊が前方武装・給油拠点を設置した動きにも触れ、「中国と北韓に共同の安全保障負担を押しつけている」と指摘し、さらに中国が主張する「アメリカが台湾海峡で一方的な現状変更を進めている」という論調にも歩調を合わせました。
 
北韓は、「わが安全権に接近する脅威はすでに照準圏内にある」と強調し、アメリカが軍事的示威を続ける場合には、自衛措置を強化すると警告しています。
 
さらに、朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は、中国国営メディア「環球時報」』が自衛隊の与那国島へのミサイル配備計画を批判した論評を紹介していて、北韓が中国やロシアと安全保障で足並みをそろえようとする動きの一環ではないかとの見方も出ています。

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