毎年恒例の歳末助け合い募金が、4500億ウォンを目標に1日から始まりました。
 
募金の達成状況を温度で表す「愛の温度塔」が、ソウル都心の光化門（クァンファムン）広場をはじめとする全国17か所に設置され、1日から本格的な募金活動が始まりました。
 
「愛の温度塔」は、目標額の1％が集まるごとに表示が1度上昇し、目標を達成すると100度に到達する仕組みで、年末の寄付を象徴する存在として定着しています。
 
募金期間は来年1月31日までで、ことしの目標額は去年より0.07％多い4500億ウォンに設定されました。

募金を主催する社会福祉共同募金会によりますと、寄付は低所得世帯の生活支援や教育・自立支援など、9つの事業分野に活用される予定です。
 
特にことしは、若い世代の参加を促すため、温度塔の下にはキーホルダーが当たるガチャ機が設置されていて、3000ウォンをカード決済すると4種類のキーホルダーのうち1つがランダムで受け取れるということです。

このほか、現金やクレジットカード、QRコードなど、さまざまな方法で寄付ができるようになっています。