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社会

同徳女子大学 2029年度から共学化 少子化で共学化の動き

Write: 2025-12-04 10:02:26Update: 2025-12-04 10:34:06

同徳女子大学 2029年度から共学化 少子化で共学化の動き

Photo : YONHAP News

学生数の減少で共学化を検討する女子大学が増えるなか、ソウルの同徳(トンドク)女子大学は、2029年度から男女共学に移行すると発表しました。
 
大学側の「共学転換公論化委員会」は、学生・教職員・同窓生の代表12人が参加して面談やアンケートを行い、議論を重ねた結果、共学化への賛成が75.8%に上ったと説明しました。

また、3000人あまりが参加したアンケート調査でも、学生の51.8%が共学化に賛成したということです。
 
キム・ミョンエ総長は、「委員会の結果を尊重し、受け入れる」としたうえで、「いまの在学生が卒業したあとに共学化を進め、入学時に期待していた女子大学としての環境を最大限保障する」と説明しました。

また、「在学生の懸念も重く受け止めているが、時代の変化に合わせて新たな100年を準備すべき時だ」と強調しました。
 
韓国の一般大学では現在、伝統的な女子大学は合わせて7校ありますが、学齢人口の減少で志願者が減り、一部の女子大学では、生き残りや競争力確保のため共学化を検討する動きが出ています。

同徳女子大学でも去年、共学化に反対する学生の本館占拠デモが続くなど、論争が続いていました。
 
大学側は今後、説明会や大学評議員会などの手続きを経て最終方針を決定する予定ですが、学生側は「意見が十分に反映されていない」と反発していて、総学生会は、共学化の可否を問う学生総投票を進めています。

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