フィギュアスケートの「グランプリファイナル」が4日に名古屋市で開幕し、ジュニアの男子シングルでは、韓国の有望株、ソ・ミンギュ選手が前半のショートプログラムで2位になりました。
ソ選手は前半のショートプログラムで、すべての要素をミスなく決める「オールクリーン」の演技で84.82点をマークし、86.48点で首位に立った日本の中田璃士選手に続き、2位となりました。
フィギュアスケートの「グランプリファイナル」のジュニアは、11月まで行われたシリーズの7大会で上位の成績を残した6人が出場する大会で、ソ選手は去年の大会で銀メダルを獲得しました。
ともに出場したチェ・ハビン選手は、最後のコンビネーションジャンプでミスが出て70.94点となり、5位でした。
韓国は、「グランプリファイナル」ジュニアの男子シングルでまだ優勝者がなく、最高成績はおととしのキム・ヒョンギョム選手と、去年のソ選手の2位です。
一方、ジュニアの女子シングルでは、双子のキム・ユソン選手とキム・ユジェ選手が、それぞれ5位と6位でした。
ただし、上位との点差は小さく、後半のフリーで順位を上げる可能性は残されています。1位は日本の島田麻央選手でした。
ジュニアの男女シングルの後半のフリーは、5日に行われます。