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サイエンス

李大統領が孫正義会長と会談 AI協力を協議

Write: 2025-12-05 13:59:29Update: 2025-12-05 15:43:11

李大統領が孫正義会長と会談 AI協力を協議

Photo : YONHAP News

李在明(イ・ジェミョン)大統領は、日本のソフトバンクグループの孫正義会長と会談し、AI=人工知能と半導体分野での協力について意見を交わしました。
 
大統領室は5日、両者がAIインフラや半導体分野での協力の可能性について、幅広く協議したと明らかにしました。
 
李大統領は就任以降、主要なグローバルAI企業のトップと相次いで会談し、国際的なネットワークの拡大を進めてきました。
 
孫会長は、大規模な投資基金「ビジョンファンド」を運用し、AIやロボット、半導体分野の世界的企業に継続的に投資してきました。
 
会談で李大統領は、韓国は「AI世界3大強国」を目指していると述べ、韓日および企業間の協力拡大に期待を示しました。

また、韓国政府が掲げる「AI基本社会」構想についても説明し、行政・産業・日常生活のあらゆる場面で人工知能の活用を強化すると強調しました。
 
さらに李大統領は、日本の技術投資ネットワークと韓国の半導体・AI分野の力量が結び付けば大きな相乗効果を生み出せるとしたうえで、「孫会長は韓日両国で大きな影響力を持つ人物だ」と述べ、両国のAI協力を広げるうえで“架け橋”となる役割を求めました。
 
これに対し孫会長は、次世代の核心技術として「ASI=人工超知能」を挙げ、ASIを「人間より1万倍優れた知能」と定義したうえで、今後は人類がAIを制御しようとする発想から離れ、ともに共存する道を探る必要があると述べました。
 
李大統領が、ASIが科学や文化の領域まで代替する可能性について質問したところ、孫会長は「現実化の可能性がある」と答えました。

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