2026年にアメリカ・カナダ・メキシコの3か国で共同開催される、FIFAワールドカップの組み合わせ抽選が現地時間の5日、アメリカ・ワシントンで行われました。
韓国代表はグループAに入り、開催国のメキシコ、南アフリカ、そしてヨーロッパ・プレーオフDの勝者と同じ組となりました。ヨーロッパ・プレーオフDにはデンマーク、チェコ、北マケドニア、アイルランドの4か国が参加していて、どの国が加わるかは今後決まります。
韓国のグループリーグはすべてメキシコ国内で行われ、初戦は来年6月12日、グアダラハラでヨーロッパ・プレーオフの勝者と対戦します。その後、19日にメキシコと同じ会場で、25日には南アフリカとモンテレイで対戦します。
開催国メキシコと同じグループになった点は警戒材料ですが、全体としてはいわゆる「死の組」は避けられ、比較的組み合わせに恵まれたとの見方も出ています。アメリカのスポーツ専門メディアESPNは、グループAではメキシコと韓国が上位2チームとして決勝トーナメントに進出するとの予想を示しています。
また、韓国がグループAを1位で通過し、日本がグループFを3位で通過した場合、決勝トーナメント1回戦で史上初となるワールドカップでの韓日対決が実現する可能性もあります。日本はグループFで、オランダ、チュニジア、ヨーロッパ・プレーオフBの勝者と同じ組になっています。
韓国代表は来年3月に招集され、組み合わせに合わせた強化試合を行うなど、本大会に向けた準備を本格化させる予定です。