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社会

来年の採用市場 AI活用力と中堅人材の確保が焦点

Write: 2025-12-08 11:35:38Update: 2025-12-08 13:34:43

来年の採用市場  AI活用力と中堅人材の確保が焦点

Photo : YONHAP News

来年の韓国の採用市場では、AI=人工知能を活用できる人材の確保と、4年目から7年目の中堅経験者の採用拡大が大きな焦点になるとの調査結果がまとまりました。
 
人材採用のITサービスを手がける「ウォンティッドラボ」が、ITや製造、メディアなど幅広い業種の企業153社の人事担当者を対象に行った調査によりますと、来年の採用で最も重視する要素は「職務に直結する専門スキル」で64.7%でした。
 
次いで「チームワーク・協調性」が37.9%、「組織への貢献意欲」が28.1%、「AI・データ活用能力」も24.2%と、上位に入りました。
 
調査では、特定の職種に限らず、AIを使いこなせる能力が幅広い業務で必須条件になりつつある実態が浮かび上がったとしています。
 
ウォンティッドラボは、「AIを活用して生産性を高められるかどうかが、人材評価の重要な基準になっている。今後はAI活用力を備えた人材の確保が企業の競争力を左右する」と分析しています。
 
また、来年に最も積極的に採用したい経験年数としては、「4年目から7年目」が49.7%とほぼ半数を占めました。続いて「1年目から3年目」が19.6%、「8年目から11年目」が17.6%となっています。
 
この結果から、企業が即戦力となる中堅層の確保を重視する傾向が一層強まっていることがうかがえ、新卒や若年層にとっては、厳しい就職環境が続く可能性もあるとみられています。

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