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政治

李大統領 来月に訪日調整中 「高市総理と会談検討」

Write: 2025-12-09 10:49:00Update: 2025-12-09 14:56:16

李大統領 来月に訪日調整中 「高市総理と会談検討」

Photo : YONHAP News

李在明(イ・ジェミョン)大統領が来月中旬に日本を訪れ、高市総理と首脳会談を行う方向で調整が進んでいます。
 
大統領室によりますと、李大統領が1泊2日の日程で奈良県を訪問し、現地で高市総理と会談する方向で調整しているということです。奈良県は高市総理の出身地であり、選挙区でもあります。
 
今回の会談が実現すれば、李大統領就任後5回目の韓日首脳会談となり、両国が最近、進めてきたシャトル外交の流れをさらに強める契機になるとみられます。
 
李大統領は10月、慶州(キョンジュ)で開かれたAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に合わせて行われた韓日首脳会談後の記者会見で、「シャトル外交の精神に沿って次は私が日本を訪問する番だ」としたうえで、「できれば奈良県に行きたいと高市総理に提案したところ、快く受け入れてくれた」と語りました。
 
日本政府は来月、日本で韓日中3か国首脳会議の開催を進めていましたが、高市総理の台湾有事をめぐる発言をきっかけに日中関係が悪化し、中国側が出席を拒否したため、開催は事実上、見送られる状況となりました。
 
こうしたなかで、李大統領は中国訪問も同時に推進しています。先日行われた外国メディア向け記者会見では、「習近平国家主席と早期に会談し、幅広く議論したい」と述べ、韓中首脳会談への意欲を示しました。
 
韓国が日本と中国の双方に対し連続した外交日程を準備する背景には、北東アジア情勢のなかでバランスのとれた外交戦略を構築する狙いがあるとみられます。

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