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政治

韓国の戦車「K2」 ペルーへ初輸出 中南米で過去最大規模の契約

Write: 2025-12-10 11:47:27Update: 2025-12-10 13:52:30

韓国の戦車「K2」 ペルーへ初輸出 中南米で過去最大規模の契約

Photo : YONHAP News

韓国の防衛産業を代表する戦車「K2」が、ポーランドに続き、ペルーにも輸出されることになりました。
 
政府と、鉄道車両や戦車などを製造する「現代ロテム」が9日、発表したところによりますと、ペルー陸軍本部で「戦車・装甲車に関する包括合意書」を締結したということです。
 
ペルー陸軍は、戦車「K2」54台、装甲車「K808」141台、合わせて195台の地上戦力を来年までに導入する予定です。

具体的な規模は公表されていませんが、これまでの輸出単価を踏まえると、最終契約額は2兆ウォンを大きく上回るとみられています。
 
現代ロテムは去年、「K808」30台の供給契約を締結していて、ことしの追加交渉を経て「K2」の導入まで含む拘束力のある合意に至りました。
 
今回の契約は、中南米地域への防衛産業の輸出としては過去最大規模となります。
 
ペルーは近年、陸軍装備の近代化政策を進めていて、韓国製兵器システムの技術力、価格競争力、短い納期の対応を高く評価したとされています。

「K2」が東ヨーロッパで評価されたあと、中南米で選ばれたことも、大きな意味を持ちます。
 
「K2」は、世界最高レベルの機動力と火力を備えた「3.5世代戦車」で、120ミリ滑腔砲を搭載し、最高速度は時速70キロに達します。

スノークリング機能を使えば、水深4メートルの川を潜水して渡ることもできます。
 
「K808」は、歩兵10人を乗せたまま時速100キロで走行できる高速移動装備で、タイヤが損傷しても一定速度を維持できる戦術タイヤを備えています。
 
李在明(イ・ジェミョン)大統領は、「両国の防衛での協力が画期的に格上げされることを期待する。ペルーは、戦力強化と産業発展のために韓国の防衛産業を選択した」と述べました。

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