Netflixのアニメ映画「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」に登場する女性キャラクターと、制作に携わった女性スタッフを含む 同作品の女性たちが、アメリカの経済誌「フォーブス」が発表した2025年版の「世界でもっとも影響力のある女性100人」で、100位に共同で選ばれました。
フォーブスは、この作品内の架空のガールグループ「ハントリックス」について「世界的なファン層を形成し、2025年の文化的潮流を主導した」と評価しています。実在しないキャラクターや制作陣が選ばれるのは異例です。
「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」は、K-POPガールグループのメンバーが悪魔と戦う物語で、ことし6月の公開直後に Netflix史上最多視聴の映画 となりました。
また、制作に参加したおよそ750人のうち半数が女性だったことも「集団」で選ばれた理由に挙げられています。
韓国人ではこのほか、サムスン創業家の長女でホテル新羅(シルラ)の 李富真(イ・ブジン)社長が90位、ネイバーの 崔秀姸(チェ・スヨン)代表が91位 に入りました。
フォーブスは、李社長を「韓国を代表するホテルチェーンを率いるグローバル経営者」と紹介し、崔代表については「ネイバーの2人目の女性CEOで、創業メンバー以外としては最年少のCEO」である点を強調しました。
一方、ことしの1位は、EU=ヨーロッパ連合の執行機関、欧州委員会の ウルズラ・フォンデアライエン委員長 が4年連続で選ばれました。
続いて 欧州中央銀行のクリスティーヌ・ラガルド総裁、
日本の 高市早苗総理大臣、イタリアの ジョルジャ・メローニ首相、メキシコの クラウディア・シェインバウム大統領 の順でした。