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政治

警察 旧統一教会めぐる政界疑惑で初の強制捜査

Write: 2025-12-15 11:35:35Update: 2025-12-15 11:40:53

警察 旧統一教会めぐる政界疑惑で初の強制捜査

Photo : YONHAP News

旧統一教会=世界平和統一家庭連合をめぐる政界関係者への金品提供疑惑について、警察が初めて強制捜査に乗り出しました。
 
警察庁国家捜査本部の特別捜査チームは15日午前、京畿道(キョンギド)加平(カピョン)にある統一教会の施設「天正宮(チョンジョングン)」や、ソウル市龍山(ヨンサン)区のソウル本部など、あわせて10か所で家宅捜索を行っていると明らかにしました。
 
今回の捜査は、尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領夫人の金建希(キム・ゴニ)氏をめぐる請託やロビー活動疑惑を捜査してきた特別検察官チームが、捜査の過程で、旧統一教会関係者が政界関係者に接触しようとした具体的な動きを把握し、その関連資料を警察に引き継いだことを受けて行われたものです。
 
警察は、旧統一教会の関係者が特定の仲介役を通じて政界と接触し、金品を提供しようとした可能性があるとみて、資金の流れや国会議員へ働きかけるロビー活動の実態解明を進めています。
 
今回の家宅捜索では、会計資料や内部文書などを押収し、資金の移動経路や、ロビー活動に使われたとみられる金品の有無について詳しく調べる方針です。
 
この事件をめぐっては、前の海洋水産部長官や与野党の元国会議員など、これまでにあわせて3人が収賄や政治資金法違反の疑いで立件されていますが、いずれも容疑を否認しています。
 
警察は今後、押収した資料を分析し、ほかの政界関係者の関与についても捜査を拡大していく方針です。

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