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社会

「ふるさと愛寄付」 累計募金額が1000億ウォン突破

Write: 2025-12-18 10:01:30Update: 2025-12-18 10:50:13

韓国版の「ふるさと納税」にあたる「ふるさと愛寄付」の累計募金額が1000億ウォンを超えました。
 
韓国行政安全部が16日、発表したところによりますと、今月15日の時点で、ことしの「ふるさと愛寄付」の累計募金額が1000億ウォンを突破したということです。
 
「ふるさと愛寄付」の開始初年度のおととしは651億ウォン、去年は879億ウォンが集まり、ことしは今月9日の時点ですでに去年の実績を上回っていました。
 
「ふるさと愛寄付」制度は、日本の「ふるさと納税」に似た仕組みで、人口減少など地方の危機に対応するため導入されました。
 
個人が居住地以外の地方自治体に寄付を行うと、税額控除とともに返礼品を受け取ることができ、寄付金は当該自治体の住民福祉の向上や地域事業に活用されます。
 
年末調整では、10万ウォンまで全額が税額控除の対象となります。
 
行政安全部はことし3月、山火事により特別災害地域に指定された山清(サンチョン)、蔚州(ウルチュ)、安東(アンドン)など、8地域への寄付が集中し、3月から4月までの募金額が184億ウォンと、前の年の同じ期間に比べておよそ2.3倍に増えたと説明しています。
 
また、民間プラットフォームを通じた寄付の割合も21.9%と、前の年より大きく増加していて、年末調整に伴う税制上の優遇措置を背景に、年末にかけても寄付がさらに増えると見込まれています。

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