李在明(イ・ジェミョン)大統領は18日、閣僚級機関である放送メディア通信委員会の初代委員長に、金鍾鉄(キム・ジョンチョル)氏を任命する人事案を承認しました。
これにより金氏は、放送通信委員会の廃止を受け、ことし10月1日に新たに発足した放送メディア通信委員会の初代委員長に就任することになりました。
金委員長は、延世(ヨンセ)大学法学専門大学院(ロースクール)の教授を務めたほか、情報通信倫理委員会の研究委員、国民憲法諮問特別委員会の副委員長、人権法学会会長、言論法学会会長、韓国公法学会会長などを歴任しています。
国会の科学技術情報放送通信委員会は前日、与野党の合意により、金委員長に対する人事聴聞経過報告書を採択しました。
報告書には、与党「共に民主党」の「適格」とする意見と、最大野党「国民の力」の「不適格」とする意見が併記されています。
新たな委員会は、発足以降、委員長が不在となっていて、職務代行の体制が、およそ2か月半続いていました。