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政治

サムスン電子 HBM市場で2位に返り咲き 1位はSKハイニックス

Write: 2025-12-22 09:44:44Update: 2025-12-22 10:19:33

サムスン電子 HBM市場で2位に返り咲き 1位はSKハイニックス

Photo : YONHAP News

サムスン電子が、AI=人工知能半導体の中核部品である高帯域幅メモリーのHBM市場で、アメリカのマイクロンに譲っていた世界2位の座を、3四半期ぶりに奪還しました。HBMの供給力は、エヌビディアなどAI半導体メーカーとの取引競争力に直結することから、今回の順位の変動は、世界的なAI半導体競争の流れを示す指標として注目されています。
 
市場調査会社カウンターポイント・リサーチが19日に発表したデータによりますと、サムスン電子は今年第3四半期のHBM売上ベースの世界シェアで22%を記録し、21%にとどまったマイクロンを上回って2位となりました。首位は57%のSKハイニックスでした。
 
サムスン電子は、去年第4四半期まではHBM市場で2位を維持していましたが、ことし第1四半期には13%、第2四半期には15%に下落し、マイクロンに後れを取っていました。しかし、第3四半期に入ってシェアが前の四半期から7ポイント上昇し、順位を押し戻しました。
 
カウンターポイント・リサーチは、中国向け輸出規制の影響で上半期に苦戦していたサムスン電子が、AI用の高性能メモリーの第5世代、HBM3Eの販売が好調だったことで、回復に成功したと分析しています。一方、SKハイニックスは首位を維持したものの、シェアは前の四半期より7ポイント低下しました。
 
また、第3四半期のDRAM市場全体のシェアは、SKハイニックスが34%、サムスン電子が33%、マイクロンが26%となりました。DRAMはパソコンやサーバーに使われる汎用メモリーで、3社の差が急速に縮まり、競争が一段と激しくなっていると分析されています。

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