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文化

KBS交響楽団 第10代音楽監督に鄭明勲氏を選任

Write: 2025-12-24 10:40:56Update: 2025-12-24 11:19:11

KBS交響楽団 第10代音楽監督に鄭明勲氏を選任

Photo : YONHAP News

世界三大劇場のひとつとされる、イタリア・ミラノのスカラ座の次期音楽監督を務める指揮者、鄭明勲(チョン・ミョンフン)氏(72)が、KBS交響楽団の音楽監督を兼任することになりました。
 
KBS交響楽団が23日、発表したところによりますと、鄭氏が第10代音楽監督に選ばれたということです。
 
音楽監督は、演奏曲目や共演者の選定、団員の選抜など、楽団の音楽的運営全般を統括する役職で、任期は来年1月から3年間です。
 
鄭氏はことし5月、世界のオペラ界を象徴する舞台であるラ・スカラ座の音楽監督に、アジア人としては初めて選ばれ、国際音楽界の中心に復帰しました。
 
鄭氏は2015年、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団とソウル市立交響楽団の音楽監督職を退いたあと、特定の楽団に所属せず、国内外の舞台で自由な指揮活動を続けてきました。
 
今回の選任により、およそ10年ぶりに韓国国内のオーケストラの音楽監督としても復帰することになります。
 
鄭氏は1998年にKBS交響楽団の第5代常任指揮者を務めています。
 
また、KBS交響楽団は2022年、鄭氏を初めて名誉職である桂冠指揮者に委嘱し、定期演奏会や社会貢献プログラムなどを通じて、継続的に協力してきました。
 
KBS交響楽団は、「去年から鄭氏と楽団のプログラムについて綿密に協議してきた。来年の創立70年を前に実現した今回の選任は、楽団にとって重要な節目になる」と説明しています。

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