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政治

与党院内代表が辞任 本人・家族めぐる不正疑惑で

Write: 2025-12-30 13:41:42Update: 2025-12-30 14:43:30

与党院内代表が辞任 本人・家族めぐる不正疑惑で

Photo : YONHAP News

本人や家族をめぐる不正疑惑が取り沙汰されてきた与党「共に民主党」の金炳基(キム・ビョンギ)院内代表が辞任しました。
 
金院内代表は30日、ソウルの国会で開かれた院内対策会議で、「国民の常識に照らして不十分な振る舞いがあった」と述べ、辞任する考えを明らかにしました。また、自身をめぐる不正疑惑が、「共に民主党」や李在明(イ・ジェミョン)政権が進める改革の妨げになりかねないと判断したと説明しました。
 
金院内代表をめぐっては、大韓航空から高級ホテルの宿泊券を提供されたとする疑惑を皮切りに、配偶者による区議会の法人カード不正使用疑惑や、国家情報院に勤務する息子の業務に秘書が動員されたとする疑惑などが相次いで指摘されていました。
 
金院内代表は当初、辞任はないとして疑惑を否定してきましたが、2022年の地方選挙当時、「共に民主党」のソウル市党公認管理委員会の幹事を務めながら、同じ党の姜仙祐(カン・ソヌ)議員側で公認をめぐって秘書が候補者から資金を受け取ったことを把握していながら黙認したとする疑惑が明らかになり、辞任を決めたものとみられています。
 
金院内代表は、国家情報院出身で、ことし6月の議員総会で院内代表に選出され、李在明大統領寄りの派閥と言われています。党代表は党の路線や戦略を総括する最高責任者で、院内代表は国会での法案処理や与野党協議を指揮する実務責任者です。

金院内代表の辞任を受け、「共に民主党」は近く院内代表選挙の手続きに入る見通しです。

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