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社会

原子力安全委 新古里3号機の運転を許可

Write: 2025-12-31 09:50:37Update: 2025-12-31 10:09:22

原子力安全委 新古里3号機の運転を許可

Photo : YONHAP News

韓国南東部の蔚山(ウルサン)市・蔚州(ウルジュ)郡にある新古里(シンコリ)原子力発電所3号機について、運転が正式に認められました。
 
原子力安全委員会は30日、会合を開き、新古里原子力発電所3号機の運転許可案を可決しました。

2016年の着工から9年を経ての許可で、新規の原発の運転許可は、おととし9月の新韓蔚(シンハヌル)2号機以降、およそ2年ぶりです。
 
採決では、在籍委員6人のうち5人が賛成しました。
 
原子力安全委員会は、韓国原子力安全技術院による安全性審査と、原子力安全専門委員会の事前検討結果を踏まえ、新古里3号機が原子力安全法上の運転許可基準を満たしていると判断しました。
 
新古里3号機は、韓国が独自に設計した1400メガワット級の加圧水型原子炉で、設計寿命は60年です。
 
大型航空機の衝突など、テロに備え、格納容器の壁の厚さを137センチとし、原子炉補助建屋の壁の厚さも180センチに強化されています。

使用済み核燃料の貯蔵容量は、従来の3倍に拡大し、60年分を保管できるよう設計されています。
 
事業者である韓国水力原子力は、燃料装填後、およそ6か月間の試運転を行い、使用前検査で合格したあと、産業通商部によって事業開始の届け出が受理されれば、商業運転に入る計画です。

韓国水力原子力は、新古里1号機・2号機に3号機・4号機が加われば、原子力発電の割合が19.4%に拡大すると見込んでいます。

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