ケビン・キム韓国駐在アメリカ大使代理が、着任からおよそ2か月あまりで離任しました。
韓国外交部によりますと、韓国駐在アメリカ大使館は7日、キム大使代理がワシントンに復帰したことを公式に通知したということです。
キム氏は去年10月に着任し、APEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に合わせた、トランプ大統領の韓国訪問や、韓米首脳会談に向けた実務調整を担当しました。
キム氏は、韓国系のアメリカ人で、トランプ政権2期目で、アメリカ国務省の東アジア・太平洋担当副次官補に起用され、韓国や日本、台湾、モンゴルなどとの外交を担ってきました。
ワシントン復帰後は、韓半島問題や、韓米間の合意事項の履行に関する業務を担当する可能性が高いとされています。外交関係者の間では、キム氏が国務省のフッカー国務次官の上級補佐官として活動するという見方も出ています。
2人はいずれも、トランプ政権1期目に行われた米朝首脳会談に関与した人物で、今回の人事について、今後の米朝対話の可能性をにらんだ布石ではないかという分析も出ています。
一方、韓国駐在アメリカ大使のポストは、バイデン政権下で任命されたゴールドバーグ氏が去年1月に離任して以降、1年にわたって空席となっています。
キム氏の後任の大使代理は、ヘラー次席公使が務めます。