コメの価格が去年より高い水準で推移していることを受け、政府が需給管理に乗り出しました。
韓国農林畜産食品部が7日、発表したところによりますと、コメの価格は収穫期のあと一度下がったものの、去年より17.8%高い水準で推移しているということです。
コメは、年に一度しか収穫されない作物で、消費量の見通しが外れた場合、価格が大きく変動しやすい品目です。
このため、政府は、ことしのコメ消費の見通しが22日に発表され次第、実際の消費量や在庫状況を改めて算出し、需給の見通しを再点検するとしています。
その結果、供給過剰と判断された場合には、価格下落を防ぐため、市場に出回らないよう別途コメを保管する「市場隔離」の規模を調整する方針です。
政府は去年10月、2025年産のコメ10万トンを「市場隔離」すると発表していましたが、最近のコメ価格や民間在庫の状況を踏まえ、このうち4万〜5万トンについては、実際に隔離するかどうか再検討していると説明しました。
農林畜産食品部は、今後も消費と在庫の動向を注視し、コメの需給と価格安定に向けた対応を続けるとしています。